お地蔵さまと妙見様のお祭り
天は北極星、北極星の神格化が妙見大菩薩。地は、釈尊が入滅され、弥勒菩薩が現れる間、この娑婆世界を守る地蔵菩薩です。
当寺の地蔵菩薩は陀羅尼地蔵菩薩といって、現住職が感得されました。そのお姿は向かって左側は憤怒のお顔、右側は柔和なお顔の両方を持っていらっしゃいます。人間の心を象徴しています。
また、地獄の閻魔大王の本の姿は地蔵菩薩と云われています。憤怒の顔は閻魔様ともいえます。
北極星は昔から指標であった
妙見様は北極星の神格化として、古来より信仰されてきました。北極星は暗き闇を照らし、数ある星の中心として存在しています。
方角を示す重要な北極星は、私達人間の闇を晴らし、人生の指標となるように神格化されたのが、妙見様です
1080遍のお題目
大きな1080玉の数珠をみんなでお題目を唱えながら一つ一つ繰っていきます。昔はみなさん、立って数珠繰りされていましたが、今は座っていらっしゃる方が多くなりました。みなさん歳を重ねられました。
それでも、一生懸命一時間もの間数珠繰りをすることは当に修行であり、信仰の賜物です。