沿革
太生山一心寺は、昭和60年に初代住職の中島妙江が開いた仏教の道場です。
妙江法尼は小さな会社を創業した商人でしたが、45歳の頃に仏道の師より霊感と神通力を授かり、得度をして僧侶となりました。そして、妹尾の地に小さな庵を結びました。それが今の一心寺の前進である「妙江会」です。日々、相談事とご祈祷を行い、月に二回の先祖供養、神々の年次祭、法華経の勉強会などを行い、 集まる信徒の安穏を仏様の最高の教えである「法華経」によって祈って参りました。平成7年には日蓮聖人の弟子の一人日持上人より、「自分が成しえなかった、日本の仏法をインドで広める、ということを継いで欲しい」とのご託宣を賜り、平成15年に「日持上人の足跡を繋ぐ65日間の旅」を行い、無事インドのブッダガヤへ辿りつき、日本の仏法の印として法華大曼荼羅を安置するに至りました。その後、平成21年には、そのブッダガヤへ寺院を建立し、法華大曼荼羅と日蓮聖人、最上位経王大菩薩、日持上人をお祀り致しました。その年にここ妹尾の地でも今までプレハブだった建物を木造鉄金コンクリートの道場に建て替え、同時に最上稲荷教から日蓮宗へ転宗しました。またこの時、ズ太く生きて、仏様の悟りである「阿耨多羅三藐三菩提」に皆で一心に参ろうぞ、ということで「太生山一心寺」と寺号を改めました。
令和4年には、初代住職中島妙江から二代目へと引き継がれ新たなスタートを切りました。
今も開所当時から大切にしてきた、先祖供養を中心に神々のお祭り、法華経の勉強会、相談事、ご祈祷を行っております。また、近年多い災害支援にも積極的に活動しており、阪神淡路大震災、東日本大震災などは「魂の救済」と称し、生きている方、亡くなられた方両者の魂を救済するという気持ちで活動してきました。
そんな太生山一心寺は、「信は力なり」のスローガンのもと「仏教でイキイキ生きる」ために魂を磨く道場として存在しています。
詳しい沿革や活動を知りたい方は、ご連絡いただけましたら、垣本孝精著「妙江法尼の丕績」という本をお渡し致します。現住職とお話でお聞きになりたい方は、アポイントを取っていただければ、2時間かけてお話いたします。